専門学校のao入試に関わる面接対策とは?

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専門学校のao入試の中で必ずといっていいほど行われるのが面接です。面接は志望する専門学校の教師と対峙する重要な場面。そんな場面であなたが受け答えする様子や話す内容は、合格を勝ち取るための最も大切な要素の1つといえます。

今回は専門学校のao入試に関わる面接対策として、どのようなことを行えば良いかを見ていきましょう。


そもそもao入試とは?推薦入試との違いを知れば、面接対策に生かせる

ao入試とよく似た試験として混同されがちなのが推薦入試です。では、ao入試と推薦入試の違いとは何でしょう。1番大きな違いは、学校長の推薦状が必要か否かです。推薦入試は学校長の推薦状がなければ受けられませんが、ao入試は志望する学校の定める出願条件を満たしてさえいれば受験できます。

つまり、部活で全国大会に出たというような大きな実績や、2年間ずっと定期テストで学年5位以内に入っていたなどという、課外活動や学業での飛び抜けた実績を持たなくても受験できるということです。では、ao入試では何が重視されるのでしょう。

一言で表してしまえば、その専門学校で学びたいという強い意志があるか否かです。他の専門学校でも同じ分野が学べればいい、または同じ資格が取れるところでもいい、ではだめだと肝に銘じましょう。繰り返しになりますが、ao入試はこの専門学校のこんなカリキュラムを受けて成長したいという意志をはっきり示している受験生を選抜する入試方法だからです。

可能であれば、この専門学校の学びをもとに卒業後はこんな活躍がしたいというところまで示せれば、その専門学校を強く志望している意思を明確に伝えられるでしょう。さらに、自分がその学校の教育方針や校風に合致した個性や才能を持っている、というところまでアピールできれば、ライバルに差をつけることが可能になるはずです。

面接対策を行う際には、今考えている方法でそういった内容を存分にアピールできるか否かを、1つずつ確認するように心がけましょう。

専門学校のao入試、落ちるかもと心配する時にできること5選

面接対策その1.アドミッションポリシーと自分の内面を擦り合わせる

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アドミッションポリシーとは、学校が提示する入学者の受け入れ方針のこと。専門学校の募集要項や公式ホームページに明記されているはずです。その中には、学校が入学者として求めている人物像も盛り込まれています。つまり、アドミッションポリシーを読み込めば志望する専門学校がどのような人物を積極的に入学させようとしているかが分かるということです。

アドミッションポリシーが見つけづらい、漠然としているという場合には志望する学科のカリキュラムや、学校長のメッセージなどを読むとヒントが得られます。それらの内容を読んで自分自身が共感できる、自分がこうなりたいと思うような単語や内容を見つけられれば、それが自分のアピールポイントになるはずです。

例えば、観光関連の学科を持つ専門学校を志望していて「おもてなしのプロとして確かな技術と知識を持つ人材を目指す」というアドミッションポリシーに共感したとしましょう。なぜ、その部分に共感したのでしょうか。自分が小さい頃に家族旅行で宿泊したホテルのコンシェルジュの対応に憧れ、自分もそうなりたいと思ったという背景があれば、それは立派な志望理由とアピールポイントになり得ます。

そのコンシェルジュのどこに憧れたのか、また自分が志望する専門学校のどのようなカリキュラムを受けてそうなりたいかを整理できればよいのです。なお、そういった志望理由となるような体験が思い出せない、あるいは志望する専門学校を卒業した後のビジョンがはっきり描けないという場合には、学びたい分野への興味や関心の強さをアピールできるポイントを探すとよいでしょう。

例えば、CG制作を学ぶ学科を志望しているとします。夏休みの部活のない時間を利用して自分なりにCG作品を作ってみた、その作業に何時間没頭したなどという内容があれば、アピールポイントとして利用できます。

面接対策その2.定番の質問を知る

高校入試の時に面接を受けた経験を持つ人ならば、定番の質問は想像しやすいのではないでしょうか。まず、なぜこの専門学校を志望したかは必ず聞かれると思っておいたほうがいいでしょう。志望理由書に書いた場合も、その内容とズレがないかを確かめられるような質問は出るでしょうし、そこに書いた内容をさらに掘り下げられるような質問が出る場合もあります。

また、ao入試で重視されるポイントの繰り返しになりますが、この専門学校で何をしたいかや、卒業後はどのような場でどんな活躍をしたいかも聞かれる前提で準備をしておくのが無難でしょう。専門学校で何をしたいかや卒業後の活躍のビジョンを明らかにするには、志望する専門学校のカリキュラムを熟読して自分が興味を惹かれる授業やぜひ受けてみたい授業をピックアップします。

加えて、興味を惹かれる理由や受けてみたいと思う理由も語れるようにしておけばよいでしょう。また、ao入試はオープンキャンパス参加者のみに受験資格が与えられるケースも少なくありません。そのような専門学校を受験する場合は、オープンキャンパスの中で印象に残ったことを絡めて話すと、面接官の教師に学ぶ意欲が高いことを印象付けられるでしょう。

もちろん、オープンキャンパス参加が義務ではない専門学校を受験する場合にも、オープンキャンパスに参加していたのならば、ぜひそれについて語れるようにしておきましょう。オープンキャンパスに参加した内容を語るということは、その専門学校への興味が高いと面接官の教師に理解される可能性が高くなるからです。

ポイントはただ印象に残ったというだけでなく、学校の設備やカリキュラムのセールスポイントと自分の将来とを絡めて話すこと。例えば、声優を目指す学科を目指していて、現在活躍中の声優から直接指導を受けられるカリキュラムがあり、実際にそれをオープンキャンパスで体験したとしましょう。

現役の声優から指導を受けてどのようなところに感動したか、自分のどのようなところを伸ばせばいいと気づいたかや、そのような指導を定期的に受けられるその専門学校に入ったら、どのような態度で授業に臨みたいかなどを語れるようにするのがポイントです。

さらに、そのような授業を経てどのような声優になりたいか、アニメや洋画の吹き替えなどどのようなジャンルで活躍できる声優を目指すかなどを語れるように準備できればよいでしょう。

面接対策その3.過去に出た質問を知る

面接というのは、生身の人間同士が対峙して行うものです。その場の雰囲気や面接を担当する教師の意図によっては、思いがけない質問が飛び出すこともあります。例えば、その日の天候などに関する質問や服装に関する質問など一見、入試の内容とは何の関係もない質問が出るかもしれない、という覚悟はしておくとよいでしょう。

できれば覚悟だけではなく、過去に出た質問を知っておくと質問の傾向がつかみやすいため、より自信をもって面接に臨めるはずです。過去に出た質問を知る1番の近道は、学校の進路指導の教師や担任教師を頼ること。過去に同じ専門学校を志望してao入試を受験した先輩がいれば、その時の資料が残っているはずです。

また、ao入試を受けて志望校に通っている先輩がいれば聞いてみるのも1案でしょう。

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面接対策その4.模擬面接を受ける

面接というと受け答えの内容ばかりを考えてしまいがちですが、チェックしておきたい部分は他にもあります。それは面接室への出入りのマナーや、面接中の姿勢や言葉遣いといったものです。こういったものは本やWebサイトを見るだけではなかなか身につかないもの。

何度か模擬面接を受けて、自然と体に染みつかせておきたいものです。また、模擬面接の経験は、試験会場の雰囲気に緊張して思うようにしゃべれないという事態を予防するのにも役立ちます。模擬面接は学校で適宜実施している場合もありますが、できれば自分から担任や進路指導教師に申し出て、何度か受けられるようにしておくとよいでしょう。

場数を踏めば踏むほどコツもつかみやすくなるはずです。また、受け答えの際に噛まないことを重視して、面接の席でまるでお芝居のセリフのように暗記したセリフを棒読みにするのも考え物。面接官である教師に暗記しなければならない、急ごしらえの志望理由や目標と捉えられかねないからです。

毎回同じ言い回しでなくてもよいのですから、自然に自分の言葉で話せることを重視して模擬面接を数回、受けておくとよいでしょう。なお、専門学校によっては個別の面接だけでなく集団面接を実施している場合もあります。

これは数人の受験生が同時に面接室に入り同時に面接を受験するというもので、受験生全員に共通の質問が出される場合もあれば、受験生ごとに違う質問が出される場合もあるのが特徴です。初めて受験すると他の受験生の上手な受け答えに圧倒されたり、人の目が気になったりしがちな受験方法でもありますから、こちらも模擬受験を受けておくとよいでしょう。